麻の抗菌力 LAPUAN KANKURIT

ブランドを大事にすること |キッズセレクトショップCHATOY

なかなかスケッチブックを開くことはできないのですが、たまにちょっとだけ描いてみたりします。
いわゆる試験の前の掃除と一緒のあれです。


 さてさて、そんな師走の中の最近よく思うこと。
 海外からみた日本の地位がどんどん低くなっていることに対する危機感とあきらめです。アジア圏で『思っていたより物価が高い』と思うことがあるその状況は、日本だけが取り残されているから、といった内容も多々目にするようになりました。

 私達が守らなくてはいけないことはなんだろう。

 7年、御客様相手の商売をしていると、お金を使わなくなってきている人がぐんぐん増えていることを肌で感じます。
 韓国こども服業界で特に感じるのですが(当店は、韓国こども服衣類の扱いは現在おこなっておりません)、最近はブランドを応援するのではなく小さなしあわせ(利益)と親しい御客様との享受を優先することが重要となっている小さなお店が増えています。

●お店が服を作る→お店が仕入れて責任を持って売る

が続いていた均衡でしたが

●お店が服を作る→個人ショップがほんの利益を極限まで削った状態で予約をとって必要な分しか予約をとらない→今までのお店では売れなくなる→お店がつぶれる
→個人が予約する量は、ブランドを存続できるような数ではない→ブランドがつぶれる

こんなことが続いています。

 誰でもお店がもてるようになったことで、これからこの流れをとめることはできないのだろうと思います。

 韓国こども服はブランド側が定価を設定しないオープン価格(下限を設定してくるブランドは増えています)が多く、利益を少なくしていかに安くするかの競争が横行しています。

 最後は利益部分の確保が難しくなり商売としてなりたたなくなることから、ある程度さばく力のあったお店はそのブランドの取扱いをやめてしまい、取扱い店がなくなっていくことでブランドがつぶれていくのです。つぶれないですむのは、薄利でもたくさんの量を生産できるブランドだけ。億の資金を持つショップのみ。

 薄利でもどんどん作ってどんどん回す!そんなブランドはそれで良いのでしょうが、韓国でファッション分野を育てたいブランドさん、国内で韓国こども服の未来を据えてがんばっているショップさんは歯がゆい気持ちでふんばるしかない状況です。

 安さとセンスを駆使した素敵なお店が増えてるだけで、残酷なことが起きています。


 オープンプライスの怖さをひしひしと感じる最近です。


 ーー

さてさて12月は2本イベントがあります。
18日はまたもや栃木へGO!




https://www.facebook.com/takanezawa.rsm/?fref=ts


23日は1時間の枠だけですが
過去に人気だったステンシル巾着のワークショップもあります。

http://art-buffet.jp/


遊びにきてくださいね。
ご予約受付始まりました。



コメント